Saturday, April 18, 2009

Alice in Wonderland (Paramount Pictures, 1933), Ad



『不思議の國のアリス』というタイトルで公開された当時の宣伝用のイメージをウェブで公開しているサイトがあったので、アメリカやイギリスなどの宣伝用のイメーと一緒にまとめてみることにしよう 。という予定だったのだけど、訂正。とりあえず、画像を五つ用意していたが、ポストする今の段になって気が変わったので、インパクトの強いものをふたつポストすることに変更。

1枚目は、

パラマウント映画『不思議の國のアリス』が日本公開された際の、『S.Y』(松竹洋画パンフレット)裏表紙。次回公開作として紹介されている。

というものらしい。
テクニカラーっぽい着色がなされた2枚目は、アメリカで制作されたものだと思うのだが、宣伝用のスチールかポストカードといったところだろう。

『不思議の國のアリス』 のイメージを拾ったサイトは "The Rabbit Hole: The site of Lewis Carroll and 'Alice' books" という、ルイス・キャロルの翻訳の比較や年表その他の情報についてまとめた、実に読み応えのあるサイトで、特に、誰かがやってるんだろうなと思っていた、『不思議の国のアリス "Alice's Adventures in Wonderland "』 と 『鏡の国のアリス "Through the Looking-Glass, and What Alice Found There"』 の邦訳の読み比べをミッチリとやっていて、実際にそれを目にするとそりゃもうスゴイとしか言いようがない。ボクなんかは、文庫では高橋康也、柳瀬尚紀、矢川澄子の訳したものが、大きな版でいえば東京図書から出ていた高山宏の訳したものが前から手元にはあって、その後吉田健一のものと北村太郎のものが手持ちに加わりはしたのだけど、英語のテキストがない上に英語がからっきしダメなので読み比べなんぞしたこともないから、原文と照らし合わせて比較できる人が羨ましくて仕方がない。

翻訳のバージョン違いをいくつか持っているとはいっても、ボクはアリスについて詳しいと言うほどではないので、このサイトで初めて 『少年世界』 という雑誌に1899年4月15日号から同年12月15日号にかけて断続的に掲載された、長谷川天渓が翻訳した "Through the Looking-Glass, and What Alice Found There" の翻訳 『鏡世界』 が日本でのアリスの翻訳であることを知った。そして更に『少年世界』 を出版していた博文館に 『鏡世界』 の連載中入社したのが、後に 『少女病』 を書き、『蒲団』を書くことになる田山花袋だと知って笑ってしまった。


Pamphlet: Alice in Wonderland(1933)
Alice in Wonderland (1933)

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